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『ワンダー詐ショウケース』

アーティスト&詐称プレゼンテーション作品紹介

WsSCプロデュースアーティスト紹介


WsSC # 

前回のWsSCにおいてWsSC#006を獲得したものの、持ち前の「クズ」さ加減をいかんなく発揮し、原型を落としかけ、写真が間に合わないという、事実上の産業廃棄物のような「ものびゃー;;」。期日が迫ってくると府中の「ガイドビーコン」においてセルフ缶詰の状態を作りながら、WF原型を放り出しガンプラを製作しているのは、周知のことと思う。とにかくスケジュール管理が甘いのが彼の特徴だ。
だが、彼には反省という言葉はないのだろうか。4月上旬の段階においての彼の原型進捗率は、「自己申告で20%」だそうで、実質的に0%であると推測できる。
まあ、2018年1月の段階では#009には別の人が座る予定でいたが、その人がとある事情により出ることができなくなったため、無理やり担ぎ出されてイマイチ気乗りしないのかもしれないが、その時は「wf2018wに出そうとしていたもうヒトツがあるので、下地はできてる!」と豪語していたではないか。なぜ「自己申告で20%」まで後退しているんだろう。挙句の果てには巨大な男根を制作していると聞く。正直理解できない。バカなんじゃないか。
理解できなくて当然で、造形スタイル同様、彼自身にもわかっていないのかもしれない。それほど彼の行動は誰にも予測不能であり、その思考を読むことなど考えるだけ無駄なのだ。しかし、本原稿を書いている2018年4月の段階においても、これだけは確実に言える。2018年の夏にはTwitter上で「タスケテクダサイタスケテクダサイ(;3;)」と『ものびゃー;;の踊り焼き』を披露しているはずだ。
毎度毎度の事ながら、こちらの休みを使って進捗を監視しなければならないのは本当に残念でならない。
鬼才『ものびゃー;;』に朝日が昇る日は来るのだろうか。

text by Masahiko Yoruno

生まれ
雷撃チンピラ王選手権金賞
オラザコ選手権大賞
近所の模型コンテスト参加賞授賞など数々の脳内コンテスト参加歴をもつ。
2014年よりワンダーフェスティバルに再度参加を始める。
自称”模型誌”文化ライター
WsSC #001,#006

Twitter monobya

WsSC#詐称プレゼンテーション作品解説


©monobya 2018


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鉄の聖女

オリジナル
ノンスケールレジンキャストキット

商品販売価格
イベント価格 \10,000円

テーマは「矛盾」
正面は椅子に座った修道女。一見すると屹立した逸物と見紛う股間に隠した「苦悩の梨」。
この正面からだけでも、処女性の修道女と、屹立した逸物の矛盾。
背面に回ると「鉄の処女(アイアンメイデン)」。その重い扉を開くと「がみがみ女のくつわ」と「頭蓋骨つぶし機」が出てくる。
魔女を罰する側として拷問具を隠し持つ女とも取れるし、聖女として拷問することを避けるため拷問具を隠す女ともとれる。
並存する二つの処女性と相反する二つの表面、この作品をどう捉えたらいいのか、一種の宗教性さえ感じさせる。

ものびゃー;;の一連の作品フォーマットである、正面・背面での世界観の違いは健在。今回はそのフォーマットを存分に発揮し、処女性、神聖性が感じられる修道女と、真逆でありつつも厳格さと残酷さを併せ持つ拷問具の二面性といった今までにない世界観を構築した。
Wikipediaの「拷問」「魔女狩り」などで出てくる単語のをうっすらさらった感じのテンプレモチーフをありったけ詰め込み、悪びれる様子も無く強引に形に仕立てあげている。
一見するとジャンクでチープになりそうな手法を用いているが、これらのモチーフを正面からは死角となる「背面に盛り込む」ことによって、猟奇的かつ淫靡な世界を表現した。

ものびゃーは、この作品の完成をもって表現者としての階段を一つ上ったといえるだろう。
今後の作品が楽しみな反面、怖くもある。

からのコメント


wf2018sのワンダー詐ショウケースへなぜ出ることになってしまったかについては、「あの」よるのまさひこの紹介文の通り「ワンダー詐ショウケース候補者が出ることができなくなったから」です。

2018年4月頃にそれが判明したらしく、対象アーティストに断られるというところまで本家を真似せんでもいいだろうに(^o^;)
などと思いつつもその事態を脇目にモンハンをしていた。

ところが5月に入ってまさかの「あの」よるのまさひこから直々に「次の候補に欠番が出たけど、やる?」と声をかけられた。
締切は早くて大変だし、作業進捗を監視されるプレッシャーもなかなかに重く、なによりダラダラできなくなるしでやる気はありませんでした。
勧誘は最初「やる?」ぐらいのトーンだったはずがいつの間にやら「やろう!」になっていき、「ワンダー詐ショウケースを取るとモテる」とかも言っていたと思う。少し気にかかってしまったが、それこそが「わるのまさひこ」の術中であり、そんな小細工に騙されるボクではない。

しかし最後は「これを達成できるのはキミだけだっキミしかいないっ!!」的な言葉で情熱的に攻められた結果「ち、ちょっとやってみようかな?(・3・)」と言ったが最後、言質をとられあれよあれよとワンダー詐ショウケースのガチガチの進捗スケジュールに組み込まれてしまいました(;3;)
結果的に今回も「ホイホイ」と自薦に乗って火中に飛び込んでしまったわけです。

冬のWFが終わった時点では「モンハンでもやって博物館巡りでもしよう」と思っていたが、どうやら時代(強面のプロデューサーともいう)がそれを許してくれない。ワンダー詐ショウケースという自分自身に選ばれてしまった者のツラいところである。

というわけでこれで通算3回目のワンダー詐ショウケースの受賞となります。
「継続は力なり」という言葉はあるものの「ほんとにこれ継続してなんかの力になってんの?」と自問自答しつつもパテをこねはじめたのです。

それでもってプロデューサーの紹介文ですが、「実質的に進捗0%」だとか「バカなんじゃないか」とか言われているが、断じて「そんなことはない」と言わせていただきたい。ワンダー詐ショウケース3連覇の実績は伊達ではない!
ボクの計算によれば過去2回の経験を活かし、99.9%の確率で「第3回ワンダー詐ショウケース発表の時には、全ての準備が完了し、モンハンでもやりながらワンフェスという時が来るのを優雅に待っている」はずだ。
よるのまさひこよ、正座して発表の時を待つがいい。
いつも一緒に土壇場の進捗を歩んでいる仲間たちよ、すまんな。今回は先に行かせてもらうぜ!(・3・)b

※この原稿は2018年5月に書いています。


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